©大橋翔

参加作品/アーティストの選出方法

全国公募

A・B 2種類のプログラムの公募を2010年5月より開始し、6月15日締め切りました。
Aプログラム20件、Bプログラム20件の応募がありました。
公募要綱はこちらからご覧いただけます。(PDF:975KB)

Aプログラム:ダンスプロダクション・サポートプログラム

新作の基本アイデアを公募しました。

過去に上演されたことのある作品ではなく、新作のアイデア・コンセプト・イメージを公募します。
また、総合舞台芸術としてのダンス作品を創るひとつの方法として、本プログラムAでは振付家1名だけではなく、作品制作を担う複数の構成メンバーによる応募を対象とします。
特に、作・構成・演出など、作品の持つ世界観をどのように観客にみせたいのかを担う役割を、振付家のみの視点ではなく、多角的な視点での作品制作方法をとりいれた作品を募集します。

Bプログラム:リージョナルダンス・クリエイションプログラム

2011年度の開催地域<札幌・仙台・福岡・京都 (予定)>各地において、作品の作者となるダンスアーティストが地元で募った出演者と新作を制作し上演します。

新たなダンス作品制作方法のひとつとして、ダンスアーティストが、制作したい作品のコンセプトに基づき、開催地で募った出演者と新作を制作する試みです。
ダンスアーティストが初めて出会う各地の出演者とリハーサルを重ね、作品としての完成度を高めるためのオリジナルな方法論をみつけ出していくことを目指します。出演者の身体性や特徴を活かした振付・演出方法や、その土地の歴史・文化・風土・地形などの特色をリサーチし、そこから物語を紡ぎだすなど、様々なアプローチの機会となるでしょう。
ダンスアーティストが、各地で出演者を選出するところから、ダンス・イン・レジデンスを行う過程、そして作品を上演するまでをAプログラムと同様に現地主催・共催者と協同でサポートします。また、途中経過(ワーク・イン・プログレス)段階での試演会の機会を設け、制作過程から複数の客観的な目を増やし、作品のブラッシュアップに役立てられる環境を作ります。
作者となるダンスアーティスト、各地の出演者、開催地、それぞれにとって未来におけるダンスの可能性を広げるプログラムです。

選考方法

1次選考(書類)

NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)により、
応募書類・映像資料による選考を行いました。

2次選考(公開プレゼンテーション)

1次選考を通過された方を対象に、2011年7月9日(土)、10日(日)のいずれか1日、
京都・初音館スタジオにて公開プレゼンテーションを行い、選考委員により選出しました。

選考委員

斎藤ちず(札幌/NPO法人コンカリーニョ理事長/演出家・プロデューサー)
スウェイン佳子(福岡/NPO法人コデックス代表)
千葉里佳(仙台/bureau demain 代表/ダンサー・振付家) 
中島諒人(鳥取/鳥の劇場主宰・演出家)
佐東範一・水野立子(NPO法人JCDN ディレクター)

選考結果

pagetop