©水本俊也

アーティスト・作品紹介 / 坂本公成作品

Bプログラム:リージョナル・ダンスクリエイション・プログラム

「それから六千五百年
地球は寝ているだろう」

作・振付・演出:坂本公成

振付・アシスタント
森裕子(monochrome circus)
振付・出演
とりっとダンス [岡田嘉一・川崎美保・佐々木ターミー・鈴木睦江・竹田健作・中垣直久・西浦幹茂・原朝子・松田洋子・村上弘樹] (11年9月鳥の演劇祭4にて初演)
出演地
鳥取

三好達治の詩『灰がふる』をベースに、東北関東大震災、そして原発事故以降に感じたこと、考えていることをスタート地点に、「生きる」中での様々な想いや祈りについて、「とりっとダンス」のメンバーと話し合い、そしてダンスにしていきました。
もちろんそこに明快な答えはないのですが、それぞれのメンバーにダンスとなる素材を出し合ってもらい、そして私の持つヴィジョンと融合させながら、今回の「とりっとダンス」でしかできない表現を模索してきました。現地とは遠く離れた鹿野ですが、人が「いま、ここ」に生きている。そして立っている。その点では誰もが同じ時代を生きて「魂の旅」をしているのだと思います。
3/11以後の生き様について真摯に取り組んだ作品となるように祈っています。


©Takuya Minami

坂本公成(サカモトコウセイ)
作・演出

振付・演出家。ダンスカンパニーmonochrome circus主宰。第17回京都国際ダンスワークショップフェスティバル プログラムディレクター。2009年『混浴温泉世界』での「ダンサーを探せ!!」、2010年grafとの「直島劇場」や「TROPE」など。『身体との対話』コンタクトを軸に、都市、景観、建築などへの幅広いリサーチを続けている。

坂本公成作品 クリエイションブログ
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