『重要なことなど、およそないように思う。ただひたすら、些細なことがどこまでも連なっている。
問題があるとすれば、その連なりかたが重要なのだ。』
知ってはいるけど、分からない事を、分からなくなってしまった事を、一つ一つを手に取ってもう一度始めから。「ああ、この事だったのか」と、美しい瞬間、素晴らしい出会い。真新しい事でなくても良い。昔懐かしいあの感覚にもう一度出会う。脳みそではなく、身体で。もちろん脳も身体の一つだけど、それも含んで全身で、実感と共に…。
1973年東京都あきる野市生まれ。16歳より、ダンスを始め、ジャズ、モダン、バレエと学ぶ。2004年Noismの立ち上げに参加。2008年退団。その後、バレエ、コンテンポラリーダンスの指導・振付を行う傍ら、ダンサーとしても活動。中村恩恵、白井剛、アレッシオ・シルヴェストリンらの作品を踊る。また、関係性から生まれる身体の動きをテーマにしたワークショップ『コンタクト・バランス』を不定期に開催している。
カミイケタクヤ
カミイケタクヤ／美術
美術家。高校卒業後、舞台美術の仕事を始め、その技術や経験を用いて作品を製作。
作品の素材として時間の経過したモノを拾うという事が多く、「時間の経過」や「拾う」という人間の故意では行えない部分を主軸として元来の舞台美術とは反対の位置から舞台美術作品や平面作品等も製作する。
近年では2010年高松市美術館「高松コンテンポラリーアートアニュアルvol.01」、2011年山下残演出作品「庭みたいなもの」にて舞台美術作品を発表。その他個展グループ展多数。
熊地勇太
クマチユウタ／音楽
1998年より音楽制作活動を始める。ダンス、映像、建築、彫刻等ジャンルを問わず様々な作家とのコラボレーション、作品制作を行い、国内外の舞台を中心としたアートシーンで精力的に活動を展開する。生楽器やターンテーブルでの演奏を軸に、リアルタイムでの音の空間演出を得意とする。また、abstract/Dub/Houseの楽曲をメインに『Kumachi』名義で、楽曲提供や作品をリリースしている。
http://soundcloud.com/yutakumachi
山田勇気
ヤマダユウキ／振付・出演
ダンサー。清水フミヒトに出会いダンスをはじめる。０５～０９まで金森穣芸術監督「Noism」に所属。
フリー転向後は武道家、日野晃演出作品などに出演。Noism所属中に発表した作品が認められ、研修生カンパニーNoism2初めての定期公演に新作「DOVE」を振付け。小尻健太（元NDT1）、児玉北斗（スウェーデン王立ヨーテボリバレエ）と新しいダンスを模索するべくProject POINT BLANK を結成。
2010、2011とプロジェクト公演を行い、自作を発表。好評を得ている。
斉藤絵美
サイトウエミ／衣装
文化服装学院アパレルマーチャンダイジング科卒業。在学中より衣装製作を始める。卒業後、バレエ団の衣裳部に所属。クラシックバレエの衣裳を中心に製作を行う。ダンス、バレエを中心に活動中。
