12.11
ある時を境に、決め事だらけの三味線が逆に自由だと感じるようになった(西松布咏/邦楽家)
学生時代は国語が万年2もしくはそれ以下でした。
自分の考えを他人に分かるように話す事が苦手だというコンプレックスがある。
というか恐怖に近い。
制作中、私の考えを伝える作業は胃痛との戦いでした。
そこで内田さん(ドラマトゥルク)に私の点在する考えを話し、それを文章にして出演者に通訳してもらう事をお願いしました。
それでも文章が話せるようになろうと単語力を強化中。
意識しているのは、このブログを毎日書く事と気になった言葉について調べる事です。
今日は”小ぎれい”のニュアンスが水野さんに通じず、この4単語について考えました。単語が自分の言葉で増えていくのが楽しいです。
・お洒落
・小綺麗
・小汚い
・小洒落
どうやら「お洒落」は「晒れ」「戯れ」から転じている。身なり、服装、髪型が垢抜けている、もしくは気を配ることに「他人からの視線」の意識が加わっているようだ。
これが「小綺麗」になると華美さではなく清潔さを指す事が多く、「自分が自分へ向ける目線」の意識である。対義語は「小汚い」。意味は、どことなくきたない。うすよごれている。なにせ明確に汚いものはないのだけれど全体的に汚れている、もしくは汚れているように見えるとそうなるのだ。
「小洒落」は「お洒落」に「気取る」が加わっている。この際の「小」をちょっとお洒落という意味で使うのは辞書的には誤っているらしい。
ちなみに、
オサレ=自分ではおしゃれと思っているが、他人から見ればおしゃれではない(あくまでもダサいではなく、おしゃれではない)(webより)
私は完成されてる所からひとつ綺麗を引いた「綺麗でダサイ」事が好き。
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