02.11
フレームは映画の身体だ by諏訪敦彦(映画監督)
仙台公演にてmessy初演を終えました。
仙台に入って佐東さん、神前さん、千葉さんなどなどスタッフに初めて通しを見せて後、
佐東さん「半分しかできてないなーーー」
神前さん「あそこで終わって正直びっくりしました」
とばっさり切られた。
けれど、その瞬間に余計なものもばっさり切ってくれたみたいで
視界がクリアになりはじめた。
全然できてないのに妙に心がクリア。
で、佐東さんに「と3日だけ天才になれー」と変なまじないかけられて
3日だけ天才になったつもりで挑んだ。
結局天才にはなれなかったけど、これまでのリハで1番前進した3日間だった。
今は来週の福岡に向けて手直し中。
改善点はわかっているのだけど、具体的にどう直せばいいのか見えて来なくて
四苦八苦中です。けれども、1度本番を踏んで作品のイメージが出演者とも共有しやすく、私自身もどんな事がしたいのか簡潔になってきた事はとても大きい。
リハでは稽古と筋トレして1度トランス状態にまで持っていってからリハに入る。
そして、地味に下記の繰り返し。
動いて試してみる
↓
話し合う(3割ふざける)
↓
動いてみる
だけどまだ改善できていない。。。まずいぞ。。。
そんなわけで今日はこれから諏訪 敦彦監督の公開リハ&撮影に行く予定。
プロットだけがあってシナリオは一切無いというスワイズム。
楽しみです。
後は、相米慎二監督『台風クラブ』をもっかい見ようと思った。
台風の襲来をきっかけに、日頃の鬱屈とした感情を爆発させる中学生を通して
思春期の危うさや脆さが見える映画で、messyに足りない心情の複雑さを勉強しようと思った。
勉強勉強
で、タケヤアケミからメール来た。
「早く、こっちに遊びにおいでー、アーティスチックな刺激に絶対なるから。
脱出脱出!!!」
。。。
脱出のタイミングが近づいて来てる予感が最近する。
脱出脱出!!!!
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