東宝スタジオへ、映像撮影に使う小道具を借りに行きました。

東宝スタジオの美術部は、
チラシの撮影をして下さった、カメラマンの大橋さんが教えてくれました。
大橋さんは、映画のカメラマンも担当されており、映像制作にも詳しいのです。たのもしいです。

スタジオがたち並ぶ、広い広い東宝スタジオの敷地内は、一歩入ったとたん、別世界でした。

職人的な空気にあふれている場所、ものをつくる気迫が漂う、別の国に入国した感じがしました。
(写真撮ってはいけなさそうだったので、写真なしです。。)

美術部の建物につくまでにも、大道具を制作する専門の建物や、
映画撮影の大掛かりなセットが組まれているスタジオが垣間みれました。

晴天も手伝って、すっかりショートトリップしました。見とれました。
うっかり、迷子になってしまって、守衛さんに助けらました。

映像美術担当の方が、アドバイスしてくれ、
ものすごい数の小道具が並ぶ棚を物色しました。

鍋ひとつとっても、少しずつ、かたちや質の違うものが、ところ狭しとありました。
手触りを確かめると、ぐっと、映像のイメージが広がります。

きのうも、大ちゃんに動いてもらって、カメラテストしてみましたが、
絵コンテの段階から、実際撮るものを前にすると、
匂いや、重さ、実物の空気をこちらも受け取って、
やはり何かスコーンと、映像のイメージが強くなる気がします。

夜、Dillさん宅で録音作業しました。
晴ちゃんと、友人に手伝ってもらい、あるシーンに使う台詞を録音します。
大ちゃんが書いてくれた、笑いがしみ込むセリフです。
数名で分担して読みます。

役者ではないわれらですが、声が舞台に響いたときに、
わざとらしくならないよう、かといって無機質すぎないよう、
そのあたりは、センスをとがらせて判断していきます。

録音した音を聞いて、Dillさんにも音的な演出アドバイスをもらって、直しました。
短時間でしたが、「うん、こんなかんじなんじゃないか!」というとこまで行けて満足です。

この録音データを、これから加工します。
ディルアニキ、たのみます。