15日から22日まで、1週間札幌で集中制作。斉藤ちずさん、あけぼの・コンカリーニョの皆さん、ありがとうございました。

広々した空間とおいしい食べ物、東京にいる時とは違う気持ちで取り組めた。         3日目に水野さんが到着、15分ほど稽古を見ただけで問題点を的確に指摘、4時間ほどだったか天才外科医のようだった。自分の頭の悪さを再確認。メンバーの皆に苦労ばかりかけて申し訳ないと思った。そこから軌道修正し、何とか最終日のショーイングに間に合わす。手ごたえは無し。だが始まりの場所が低すぎるゆえ、やっとスタート地点に立てたような気がした。ここからどこまでやれるか、時間との勝負。

言葉で説明できないといけない、と水野さんが言っていた意味が今更ながら実感として理解できる。すべて具体的にしなければ共有できない。自覚した自分の傾向、曖昧な思考、曖昧な言葉、そこから出るのは曖昧なダンス、曖昧な作品。

映像の使用もずっと検討してきたが、使わないことに決めた。                 「映像はイメージが強すぎる、よっぽどうまく使わないと効果的でない、無いと成立しない作品なら使うべき、映像がなくても成立している。」指摘を受けて、納得。曖昧な映像は使うべきでない。

せっかくこのブログもあるのだし、曖昧な思考を具体的な言葉に置き換えていかなければと強く思う。

年末年始、実家に帰る人もいるが、集まれるメンバーは集まって稽古します。