すっかり投稿が途切れていました。。

ささきあいさです。

レジデンスから帰って、毎日ミーティング!

お正月は札幌の実家へ帰る予定でしたが、急遽やめて東京で過ごす事にしました。

実家に帰省するメンバーもいて、昨日ナカジ(中島)と2人でスタジオに入りました。

「こんなかんじどう?」

「あ!いいね!」

あれ、、?2人の間でこういう感じ、今まで一度も無かった。

作者の2人が、まず「こんなものをやりたいんだけど、どうかな?」

と提案する前に、メンバーに頼ってた。。

遅すぎる気付きだけど、ここからスタートだ。

今日の夜12時を目指して、大枠の流れを2人で完成させます。

年明け1日からは、タツヤくん(本間)と合流。

4日にはにっこ(新田)、続いてさきぽん(藤井)、全員集結!!

年明けからは、作品を客観的に観ていく作業に入ります。言葉にするのが苦手な自分ですが、その壁を乗り越えそれぞれのシーンのイメージを言葉に出来るようにしたい。

9日にコンカリーニョに入ってから、舞台監督さん、照明さん、色々な方達とやりとりしていくのは自分で、出来上がった作品を生かすか殺すかは私にかかっていると、恐ろしいプレッシャーを感じています。

話はすこしそれますが。。

今まで、ミュージカルやヒップホップ、ジャズダンスをやってきた私にとって、コンテンポラリーダンスってなんだろう??と未だに謎で、模索しています。

私が今まで持っていたダンスのイメージ。

モノガタリをダイレクトに観ている人に伝えるミュージカル。

聞こえてくる音楽を感じて、リズムの波をトレースして、からだを使って視覚的に音楽を表現するイメージのヒップホップ。

リラックスして、心を解放して、自分の感情をどこまでスムーズに外に出せるか?変換出来るか?そこを目指していたジャズダンス。

今回の踊りに行くぜ!!求められるダンスって何だろう?

ひとつ自分なりにヒントになったのが、「日本人の美意識」の話です。

一年前、私のダンスを観たある方が、日本人の美意識に「曖昧の美」というものがあると教えてくれました。

その時はそうなんだ。。という感じだったのですが、昨日「あ!!」とひらめいたのです。

イメージをそのまま伝えようとするんじゃなく、「曖昧にする」ことでお客さんに想像する楽しみを与えるっていう感じ?なんか面白そう!

そう思って、昨日は朝方まで音楽聞いて踊り狂っていました。

今日、曖昧の美について調べてみると、日本人の美意識にはその他

「余白の美」「空間の美」「外しの美」「間接表現の美」というのがあって、舞台芸術の神髄がつまっているような気がして興奮していました。

【石庭に白い砂利で海を表し、螺旋模様で波を表す。直接「水」を使わずとも、訪れる人それぞれが、それぞれに心の海を想像する事が出来る。間接的であるからこそ、得られる自由です。】

へええ!!