再び稽古が始まりました。磯島未来です。

20日からアシスタント・手代木の多大なサポートの下、もっぱらシーンごとの稽古です。
12月に得た皆の魅力をこの1ヶ月考え見つめなおし、内容を持ってきたわけですが、
想像以上にうまくいくところと、いかないところと、
全体で言えば頭の中で進めていたことはやはりうまくいかないことが多い。
だから悩めて有難い。するっとうまくいかないから面白い。

ちなみに今回の出演者、半数以上が演劇に関わる方々です。
ダンスを経験したことがないのに、ダンス、に向かう身体は私にとって見たことがなかった素敵な時間で、
反対に、ダンスを経験したことがある人は、これまでとは違う身体でダンスするように、
大いに悩みながら猛烈に稽古している姿は、かっこいいです。

稽古はこれからも積んでいきますが
ダンスは上手くなるより、すごくなって欲しいものです。
上手くなったらつまらないです。すごさが見たいです。

ちなみに稽古場所である卸町にあるハトの家は寒いのです。
身は引き締まりますが、たまに意識が遠のいています。
体感では寒い場所ですが、仙台スタッフ皆さまの細々行き届いた配慮が施されており皆さまに支えられていることを感じる温かい気持ちになる空間で、毎回心の中で手を合わせています。ありがとうございます。

明日からよりすごくなるためにがんばります。