01.01
八戸ショーイングをへて
2011年あけましておめでとうございます。
私は仮眠をとっていたらそのまま年が明けていたという・・・。
八戸をへて、私自身のあり方や作品に関する問題点がものすごく明確になり、
2週間後の松山までにそのすべてを克服できるのか、ということで、
とても新年を迎えられる心境にありません。
八戸のショーイングでは、今まで私が振付的な視点に固執しすぎていて、
作品の全体像、客観性を見失っていたこと、
メンバーの思いや疑問に向き合っていなかったことなどが明らかになり、
2日くらいメンバーの目を直視できないような状態でした。
ショーイングには予想以上のお客さんがいらしてくださり、
とてもとても貴重なご意見ご感想をいただきました。
やはり作品としてのメッセージやコンセプトが伝わっていないことが明確になりました。
この2週間でやるべきことは、つじつまが合わなかったり必要のない
振付・構成・道具たちを精査して選別すること、
いかに見ている人に伝わりやすい演出にするかということ、
それをやることで作品としての筋を一本通すことだと思います。
幸いこの2ヶ月間、身体だけは動かしてきたので、
捨てる勇気と整合性を求めて、数日後には演出の最終決定をしたいと思っています。
八戸の1週間は本当に長いようであっという間で、
一日の分け目がどこにあるのかわからない生活でしたが、
踊りのことだけ考えていられる状況はとてもとても幸せでした。
はっちの方々はもちろん、街の人たちもみんなあたたかく、大好きになりました。
2月に戻るときは、作品をもっと進化させて帰ってきたいと思います。
あとメンバーのみんなへ。
みんなには本当に迷惑ばかりかけて申し訳ない気持ちでいっぱいですが、
こんなにも真剣に作品について考え、意見を出してくれるメンバーに恵まれ、
私はとても幸せだと感じます。
これから約三ヶ月間、どうぞよろしくお願いします!
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