レポート&アンケートまとめ&:千代苑子

3月16日(土)、17日(日)いよいよ最終地・東京に辿りつきました!!
いずれのチームにとってもこの日までの道のりは決して易しいものではありませんでした。けれども全国各地のお客様に磨かれて磨かれて生き物のように変化してきた3つの作品は千秋楽が近づくにしたがって、少しずつではありましたが作品としての完成度があがっていったように感じます。
京都公演を観ていてどうしてもこの3作品の行く末を、最後まで見納めたくなったので、私も17日の朝6時の新幹線に乗って東京へ向かいました。浅草・雷門通りでお神輿行列に巻き込まれ、人ごみを潜り抜けて辿りついたアサヒ・アートスクエアでは、テクニカルスタッフ含め、チーム全員がお神輿に勝るくらいの士気溢れるようす。同時に、他地域では感じられなかった独特の緊張感も漂う中で、この日も満席のお客様をお迎えする事ができました。
京都公演からたった1週間で、彼らに何があったの?!と近くで見ていても驚く程に、それぞれの作品に変化が見られました。是非クリエイション・ドキュメントを、そして「報告するぜ!」を読んでみて下さい。この8ヶ月間の道のりを覗いて、また違った視点でこの3作品を思い出して頂きたいです。

東京公演に足をお運びいただいた皆さま、そして全国の巡回地にお越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました。まだまだこれからも、アーティストたちは各々の活動を続けてまいります。暖かく厳しい目で見守り、応援し続けて頂ければと思います。

そして、来年度も「踊りに行くぜ!!」Ⅱは、公募によって新たに選ばれるアーティストとともに新作のダンス作品制作に挑みます。引き続きご注目、ご支援いただきますようお願い申し上げます。 千代苑子

東京公演 会場:アサヒアートスクエア

【お客様アンケートより】
・確実に、今まで使った事のない筋肉の反応が・・・これから5週間くらい消えそうにないこの眉間のシワをどうしましょう。I guess I have enjoyed a lot! (30代、女性)
・タイプの異なる3つの作品、いずれも楽しめました。ダンス作品の制作に、ダンサー以外のスタッフが深く関わっていることも、アフタートークを聞いてよく分かりました。今後も踊りに行くぜ、続けてください。
・言語で論理的には説明できなくて、“感じる”ものだなぁと思いました。普段ではあまり使わない脳を使ったような(使っていないような)感じです。それでも成立しているのは、ライブだからこそ。目の前のダンサーが“何か”を伝えたくて、一生懸命表現される姿を見て、その伝えたい事を感じとろうと思えたからだと思います。その伝えたい事が何だったのかは明確には分かりませんが・・・身体ひとつで表現するってこういうことなのか!!と思いました。(20代、女性)
■生島翔・大迫毛太『真・奇想科学世界ダンサーボーイ』

photo:GO 東京公演


・とっても面白かった!見ていて楽しく、自分も踊りだしたくなり、素敵でした!ダンス・肉体・表現の自由さ、夢、愛、さまざまな世界を感じさせるものだった。(50代、女性)
・単純に楽しかった。音楽も良かった。伝えたい事と楽しませる事のバランスが良かった。
・1人であんなに沢山のダンスができて、感動しました。(20代、女性)
・情報社会と身体と意識の問題にインスパイアされることがあった。どのようなことがあっても、人間には身体と意識が残る。(30代、男性)
・コンセプトややりたいこと自体がよくわからないと感じました。アイデアで終わってしまったような…終盤普通に踊ってしまったのが残念に感じたし、魅力的なダンサーだけれど、ああいう動きをするコンテンポラリーダンサーはとても多いし、そこから彼自身の何かが感じられるところにはこなかったので、ううん、と感じました。(30代、女性)
・仙台の時より映像がより分かりやすくなっていて、良かったです。コンパクトにもなっていて良かった。ラストの「無題」のインプロが少し物足りなかった!(30代、男性)

■カミイケタクヤ『House the homeless』

photo:草本利枝 京都公演
・美術がおもしろかった。布がふわっと浮いて、一気に落ちるところが特によかった。(女性)
・身体がうごめき、生き出す瞬間を見ることができた。(30代、男性)
・作り手の美意識みたいなものが多分その人(体験した人、リアルな事を見た人)にしか分からないようなモノがあったような気がした。
・カミイケさんの美術はさすがだったし、ピークのシーンは美しいものもありました。でも、ビジュアルで創りすぎてる気がして、肝心の身体から伝わるものがとても少なかったので、結構退屈してしまいました。身体が見えないダンスを追求してるとのことですが、難しいチャレンジですね。私は踊りなんて身体はってなんぼだと思ってるので、どういう追求の仕方があるのだろうと考えさせられます。(30代、女性)
・世の中からは「見えないもの」「存在しないもの」とされる“ホームレス”、布の質感、体の質感によって力強さを感じました。(男性)

■QUICK(MuDA)『MuDA G』

photo:草本利枝 京都公演


・ずーっと、MuDAの生を見たかったので、生で観られて感慨深いです。ライティングに浮かぶ4人に、怖いかっこ良さがありました。(40代、男性)
・男って愛すべき存在だなぁーと思った。だって全く同じ内容の事を、きっともっとハッピーに優しく、無駄な消耗なくやれたはず。それなのに、あえてあのダンス・・・バカみたい。だけど、そこに何か救われるものがあった。
・ダンス、音楽、照明、どれもとてもかっこよかったです。力強くて幻想的で、魅了されました。クイックさんの語りが好きです。(20代、女性)
・久々にグッと見させてくれる作品を観たと思いました!音楽も世界観もかなりヒットでした(特に音楽。やっぱりダムタイプでやってた方だったんですね…さすが)!そして出演者の命がけのパフォーマンスは、最近見たいのはずっとそれなのに、全然見られない類のもので、今日は久しぶりにそれが見れてとてもうれしかったです。(30代、女性)
・圧倒的なプリミティブさを堪能した。ある限定的な空間の中で、1つの奇跡を見たような気がした。身体そのものが宇宙であるというのは、共感できた。(30代、男性)
・服装と世界観がかっこよかった。少し、最後までの展開が長すぎた気がする。(女性)
・ガチで、無知で、変態でよかったです。宇宙の片隅・・・いや、真ん中で爆発する「MuDA」という肉体のロックを見た。照明と音が素晴らしかった。(30代、男性)

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