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福岡公演を終えて
2016.03.10

3/6(日)、「踊りに行くぜ」福岡公演、盛況の内に幕を下ろすことができました。

ダンサーのみなさんや、共催者様、イムズさん、実行委員の皆様など、テクニカルスタッフの皆様をはじめ、多くの方々に支えられ実現できたステージでした。

今回の福岡公演では古家優里さんの作品(地元作品)、平井優子さんの作品(Aプロ)、

緒方祐香さんの作品(地元作品)、そして山崎広太さんの作品(Aプロ)、計4作品を上演しました。

福岡公演は、毎年幸運にも、巡回公演を上演を重ねてから作品がやってくることが多いので、各地でブラッシュアップされたAプロ作品が見れて、福岡のお客様はラッキーだなとも思います。

だからこそ、毎年、地元作品のハードルがあがるのですが・・・・

今年の地元作品には、緒方祐香さん、古家優里さん共に、経験豊富な見どころのある、強靭なアーティストにご出演頂きました。

まず、古家優里作品「ハートマン~セカンドシーズン」

撮影:富永亜紀子

足の指が奇妙な虫のように動いている・・・

そんなイントロからはじまり、

足の先から、足の甲、表情を通って、頭のてっぺんまで、肢体のすみずみが意志を持って動いていく・・・

そこには、一人の人間が意志を持って動いている感覚ではなくて、

部位に魂が宿って意志を持って動いているような感覚がありました。

でも部分毎に分裂した風に見えていて、やはり細胞や神経など、ミクロの世界で、

人間の身体全体が鼓動をうって生きている実感がある・・・

そんな感じでした。

関係者全てが見るゲネでは、めちゃくちゃ緊張した~

と出演者の山本君が言っていました。

そりゃそうだな~と思いました。

でも、その分(?)本番はわりとリラックスしてできたと言っていました。

自分の出番が終わった後に、Aプロの作品を見に客席に走る地元ダンサーの

姿をみて、いい化学反応がこうやって起こっている事もこのイベントの醍醐味だなとも思いました。

そして、緒方祐香作品「反閇」

撮影:富永亜紀子

この作品は、どの視点で見るかで内容がいかようにも変わってくる気がしました。

神楽として見ると、儀式的な動きで、なにかに捧げるような、なにか神聖のもののような舞いに見えるけれども、それだと、何か物足りなくも感じました。

でも、振付とか、祈りとかいう要素を全部忘れてみたら、一人一人のダンサーの熱量や、静と動の変化を感じ、神聖なものがダンサーの中にあるようでした。

2作品とも、踊りに行くぜの胸を借りて、今回作品作りに集中できたので、これから自分自身のフィールドでステップアップしていく事を期待しています

打ち上げの席で緒方さんの宣言していた、『10年後の「踊りに行くぜ」のステージで再演をしたい!』

「反閇」ふたたび・・・

次回はハードルあがるぞ~!!