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アーティスト・作品紹介

13番目の月

(札幌)

作・演出:櫻井ひろ
監修(アドバイザー):木野彩子
ファシリテーター:たかはしちひろ 岩澤たかこ
音楽:亀川朗 ham
出演:石井かほ 和泉結香 植松亮 佐藤佳代 佐藤未菜 セリナ 津田いづみ 堀内まゆみ 堀内花音 宮脇誠 村田ひろ美 たかはしちひろ ほか


教文コミュニティダンス部ではこの一年間を通し、毎月一回計12回この作品のためのワークショップを行ってきました。その全てのパーツを集めて紡いだのがこの「13番目の月」という作品です。ダンサーも主婦も子どもも、ミュージシャンも女子高生も皆同じ空の下で産声をあげる。そして誰かが生まれた日には輪になって喜び祝い踊る。 やがて津波に よって故郷を失い、家族を失い、嘘の神話を失った。残った仲間たちと火を囲み、上着を掛け合い、余った靴下を手袋にし、夜明けを待つ。この一年で教文コミュニティダンス部の活動に参加してくれた方は300名を超えます。その中で私たちは皆が一つのグルーヴとなって存在する事のできるダンスを探してきました。その私たちなりの答えが「13番目の月」です。

 

教文コミュニティダンス部

櫻井ひろを代表とし、札幌市教育文化会館(教文)の主催事業でファシリテーター(指導者)育成プログラムから派生した教文を拠点に活動するコミュニティダンスグループ。グループメンバーはダンサー、役者、サラリーマンに主婦、女子高生、障害者、高齢者など多岐にわたる。2010年結成後、月一ダンスワークショップを中心に、札幌市内の学童保育所、高齢者施設、病院、被災者イベントでのアウトリーチを通じ「誰もが参加できる新しいダンス」の普及を目指して精力的に活動しているダンス作品「過去でもなく未来でもなく現在(いま)を生きる私たちについて」を「踊りに行くぜ!!」II vol.2、教文ダンスシンポジウム「ダンスコミュニケーションの現在」で 発表。

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