アーティスト・作品紹介
ラララ・ララルー
原 和代(大阪)
札幌
記憶を呼び覚ます音。
その音を聞くと、特定の場所と深く結び付いた記憶があらわれる。
都市に漂う音。
その音を聞くと、ある時間の点が蘇る。
抱える記憶の違う人々が行き交う都市が持つ音の風景。
いつも聞いているはずの街の音が、
なんだか知っているような歌にも聞こえてくる。
女 「雪が降るとね、音が消えるから。
みんな眠くなるの。眠くなって眠るの。
だんだん音が聞こえなくなるとね。
聞こえるのよ。雪が積もる音。
そしたら、耳の奥の方から、音が近づいて来るの。
キーンって。」
「リメンバー・ワイキキ・ビーチ」林慎一郎 作 より
流れ込む記憶がわたしたちの身体に帯びてくる。
作・振付・演出:原 和代
出演:梅村和史/上村優子/柴田詠子/高橋千尋/森三成子/堀内まゆみ/宮脇誠/村田ひろみ/若林泰子
テキスト・ドラマトゥルク:林 慎一郎(極東退屈道場)
衣装:アキヨ(jellyfish)
サウンドデザイン:金子進一。(T&Crew)
原 和代 / Kazuyo HARA
振付家・ダンサー。1979年富山県出身。大学入学と同時にダンス作品の出演・振付など創作活動を開始。2006年「踊りに行くぜ!!」vol.7前橋・福井・栗東公演にポポルヴフ『マチルダ』で出演。演劇作品の振付を多数手がけており、近年は演劇とダンスの共生の可能性を模索している。また他振付家作品やバレエ公演にも出演、講師としても大阪を拠点に活動している。
林慎一郎 / Shinichiro HAYASHI
劇作家・演出家。北海道出身。京都大学在学中に、演劇活動を開始。2007年、公演ごとに俳優を集める個人プロデュース「極東退屈道場」を発足。 都市生活者の姿を俯瞰的な目線からノイジーに点描することで、現代の「都市」の姿を切り取ろうと試みている。 『サブウェイ』で第18回OMS戯曲賞大賞、『タイムズ』で第20回OMS戯曲賞特別賞。
ダンス・イン・レジデンス 実施概要
ダンス・イン・レジデンス @札幌
出演者選出オーディション:10月26日・27日
会場: あけぼのアート&コミュニティセンターa、コンカリーニョ、他
期間: 10月28日/12月13日-27日/1月11日-15日
途中経過発表:12/22
ダンスオンライン予約サービス
出演地
-
札幌
生活支援型文化施設
コンカリーニョ2015.1.17(土)
-
松山
松山市民会館 中ホール
2015.1.25(日)
-
仙台
仙台市宮城野区文化センター
パトナシアター2015.2.7(土)/2.8(日)
-
福岡
イムズホール
2015.2.28(土)
-
神戸
Art Theater dB 神戸
2015.3.7(土)/3.8(日)
-
東京
アサヒ・アートスクエア
2015.3.21(土)/3.22(日)