たまたまなのだが、急にだまし絵の事が気になって、画像を検索したり、
図書館で本を借りたりして読んでいる。しかし数学的な要素が多く絡むので、あんまりまともに読めないものでもある。眠くなるから。

無意識的に突然自分が選び取るものには、必ず必然性を兼ね備えているものだ。それは今回の作品創りの最も大事にしている部分でもある。

だまし絵と言えばエッシャーが有名で、その中でも気になるのは定番だけど、老婆と少女の絵。

まあ、作品どうこう関係なく、気になっていただけだったのだが、最近自分のソロパートがどうもしっくり来ない。何度も何度も創り直して、未だに納得が出来ないし、もはや客観視出来ずにギブアップしそうな勢いだったので、もう一度整理をしていた。

そうしたら、老婆と少女の絵が、自分のソロパートのキーワードとなったことに今、ビックリしたのですかさずブログに書いておこうと思いました。

今回の作品は、二つの物語が交錯しています。
そして、私の中に存在する二面性、つまりは普段隠してしまっている姿と、外に見せている姿のギャップがあって、その狭間で多くの人は苦しんだり、たまには楽しんだり、それでもやっぱりもどかしさを感じながら生きているのだと思います。

これは、殆ど物凄い個人的な感覚と性質を掘り下げた作品です。
しかしそれが、同じ様な想いをした事がある人にも届くものになり得ると信じています。

あれ?また話が飛んだ…?
頭の中、どうなっているのでしょう。
引き続き、稽古へ。