音の助っ人、Dill(ディル)さんと打ち合わせ。
音楽、音のプランは、基本的には村山が決めているのですが、
映像に対する効果音つけ、動きに対する効果音、録音の声をリミックスしたいところなど
Dillさんの技術とセンスにお願いしたいところが複数あります。

ミュージシャンでもあり、コンテンポラリーダンス舞台の音響も数多くつとめるDillさんとは
2008年彩の国さいたま芸術劇場主催の
「日本昔ばなしのダンス/うらしまたろう(構成・演出:森下真樹)」で出会ったのが最初です。

「うらしまたろう」で、Dillさんが作曲したワルツがとてもよいなと思って、
DillさんのCDを聞いたら、ものすごくハマりました。
みわこさんというボーカルの方が
歌っているレパートリーが、私はとても好きで、
小道具や衣裳をアトリエでつくっている時に、エンドレスでかけまくっていました。

その後も、舞台現場で顔を合わせることが複数ありました。
しかし、舞台現場だけでなく、、
料理もプロであるDillさんが、「うらしまたろう」公演メンバーの
忘年会のコックさんとなってくれた時もあり、
“ディルアニキ”的存在の人であります。

ひとつこちらがプランを説明すると、パパパっとアイディアを返してくれ、
話が進むのが早くて気持ちがいいです。
音に関して、イメージが不明確だったところが、今日で一気に整理されました。

今日は、ラストシーンの踊りもメンバーにちゃんとイメージが伝わって
進んだ感があります。
試行錯誤だけど、暗中模索期間もムダじゃなかった、と思える短い瞬間です。

映像撮影、編集もがんばります。