夜ブログ書こうと思ってPCに向かってたらそのまま寝てしまって今早朝6時です…。
これ以上ひきのばすと書けなくなりそうなので書いておこうと思います。

私たちにとって最後の地方公演となった八戸が終わりました。
あと残すところ東京のみです。

レジデンスしたときは本当に新築で、夜は一人で泊まった日もあったりしたので、
オープンして予想以上の人でにぎわっているはっちはとても新鮮でした。

今回もたくさん感じることや考えることに出会うことができました。
ですので何を書いていいのやら、という感じですが、
まず最初に作品のことを述べさせていただくと、
今回の2日目で、私は初めて何かこの作品が一つの心を持った生き物みたいに感じられた気がします。
それはメンバーみんなの思いや頑張り、松山・鳥取を経て強くなった部分だったり、
音も照明も道具たちも、本当にすべての要素が私の中をスっと流れていった、
今までに感じたことのない感覚でした。

実際問題、今回はスタッフさんが不足だったり、公演実施上様々な問題が発生し、
朝から深夜にかけて休みなく働いている方々の様子を間近で見ていたこともあり、
私にできること、そういう献身的な方々、見に来てくれるお客さんに返せることは、
とにかくいい踊りをすること、そういう思いを全部踊りにのせることだけだと夜な夜な思っていました。
だからかわからないけど、最後の回は本当に楽しくなってしまって、
終始ニヤニヤしながら踊っていた気がします。
(設定上、ニヤニヤしてたら相当怪しいキャラなんですが…。(爆))

メンバー一同、東京に向けて持っていきたい形が見えたという意味でも収穫大でした。

話は変わりまして、はっちコミュニティダンサーズも、鳥取に引き続きとても面白かったです。
シニアチームはそれぞれの生きてきた道みたいなのが身体を通して、
舞台上に存在する身体だけでものすごく伝わってくる感じがして、
ああやっぱり40歳過ぎたら自分の顔は自分の責任とかいうけれど、身体も同じだなと思いました。
皆さんとても美しかったです!

そしてヤングチームの中高生たちの踊りがとても印象に残っています。
みんなの真剣な表情とか一生懸命な姿勢とか、純粋できれいな空気に癒されたし、
踊りの原点に立ち返れた気がしてとても励みになりました!

ちょうどあのくらいの頃に私は踊りをはじめて、
自分というわけのわからないつまらない存在とその将来にものすっごく悩まされていたから、
(案外それは今でもそこまで変わってないのかもしれませんが、)
打ち上げでみんなの言葉を聞いていて涙が止まらなかったです。
あのとき身体は固いわプリエのプの字も知らずコンプレックスの塊だった私が、
今こうしていられるということは、人間やればできるってことなんでしょうし、
だからこそ、みんながんばれええええ!!って思ってしまいました。

例によって全然観光らしいことはできませんでしたが、
はっちの門出(?)に、素晴らしい方々と同じ時間を共有できただけで、今回は十分かなと思っています。
今後のはっちの未来が素晴らしいものになりますように…。
また今度ゆっくり遊びに行きます!!